面接:卸小売業が求める人物像 2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

面接の順番待ち中の雑談に注目している。できるだけ緊張していないなかで、しっかりとしたやり取りができるかどうか。当社の場合は、面接時間中だけでなく、待ち時間も大切な選考時間として採用担当は捉えています。」
【専門商社、東京】

「2016年、10年ぶりに新卒採用を再開した。グループ企業の名前に釣られてか、選考への応募は多いが、期待通りの人材が集まってくるかと言えばそうではない。今年も新卒採用を続けていくが手探り状態であるというのが現実。」
【商社、東京】

「主体的に行動できること、何事にも情熱を持って取り組めること、チャレンジ精神が旺盛なこと。このあたりをクリアーしている学生であれば、文系でも理系でも国立でも私立でもどこでもよい。当社は新卒をゆっくり育てる方針なので、専門性は入社後で十分。」
【文房具販売、東京】

「求める人物像は・・・目先のことだけではなく、先の事まで見通すことができる人。既存のやり方にとらわれず、新しいやり方を積極的に取り入れることができる人。入社当初は店舗での販売員を経験してもらい、現場を知ったうえで、当社に新しい風を運んで欲しいと思っています。」
【百貨店、東京】

業界研究をしっかりと行っている人を採用したい。就活サイトが一般化しており、学生の企業へのエントリーが容易になっている。なんとなく知っている社名を見つけてはエントリーしているなと感じる学生が面接に来ることも多い。入社した後にミスマッチが発生するので、やめて欲しい。」
【自動車販売、東京】

面接に入る前の前室での会話は雑談という形式ですが、実際は担当者が担当者目線で学生と話し参考になる情報を収集するための重要な時間です。内定を何社持っているか、当社の志望順位は何位なのかを雑談を通して見極めます。」
【住宅設備販売、東京】

「おとなしい人はNG。入社後、自ら仕事をつかんでいく必要が出てくるため、自分から行動(発信)できる人を求めている。基本的には営業職となるため、色々な人と接することに抵抗がないかもポイント。サークルでもバイトでも学生時代の経験は確認する。」
【ガス販売、愛知】

=============
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問サイト
「ビズリーチ・キャンパス」
憧れのあの会社に行きたい。でも、行きたい理由を言葉にできない。
そんな時はその会社で働いている先輩に会いに行こう。きっと、行きたい理由が見えてくる。
この機会に、母校の気になる先輩に話を聞いてみませんか。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
=============

経営コンサルタント。企業分析をもとに、採用・育成などの人材戦略を手掛けている。2000社を超える取材・インタビュー経験を有し、現在は約100のクライアント企業を抱える。経営者、人事担当役員・責任者から生の声を得ながら、「エコノミスト」「ダイヤモンド」等の週刊誌、「Wedge」「選択」等の月刊誌に幅広く執筆中。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す